妊娠中に大きな声を出して歌うことで、赤ちゃんに影響があるのでは!?と心配になる妊婦さんも多いと思います。
今のところ、大きい音による胎児への悪影響は、確認されていないようですが、妊婦さんがカラオケに行くときには、気を付けたいことがいくつかあるのでまとめました。
■タバコの煙に気を付ける
カラオケルームは密室なので、一緒にカラオケに行く方が喫煙者だと、その人の吸ったタバコの副流煙を吸ってしまうことになります。流煙には、自分がタバコを吸わなくても吸ったときと同じ影響があるらしいので、喫煙者とのカラオケは避けるようにしましょう。
■カラオケルームの室温に気を付ける
密室であるカラオケルームは、冷房が効きすぎることがあります。夏場でも体温調節がすぐできるように、カーディガンなどの羽織りものを用意しておくとよいでしょう。
妊婦中に体を冷やすと、むくみを引き起こしたり、お腹が張ったりしますから、温度調節には注意してくださいね。
■激しく動かないように気を付ける
カラオケに行くと楽しくなって、つい体を激しく動かしてしまいがちになりますが、妊娠中ということをわすれないで!妊婦さんが飛んだり跳ねたり激しく動き回ることで、赤ちゃんやママに負担がかかりますので、注意してくださいね。
■臨月のカラオケに気を付ける
妊娠後期だからとカラオケがだめということはないですが、歌を歌うときにお腹に力が入りますから、お腹が張ったりすることがあるかもしれません。そんなときは、しばらく休むようにして様子をみてくださいね。
また、安静にするように医師からいわれている方は、カラオケに行くことはやめてください。
臨月になると、破水や陣痛がいつ起こるのかわからないので、産院に近いカラオケ屋さんを選ぶことや、行先を家族に伝えること、ナプキンやタオルを準備するなど、対応できるようにしてくださいね。